拈華微笑(ねんげみしょう)/ 微笑みかけるだけで多くのものを語る

拈 華 微笑

世尊拈華. 花を拈じて衆に示す。. <意訳>花を手に取り、大衆(説法を聞こうとする大勢の弟子等)に示して見せた。. 是の時、衆皆黙念たり。. <意訳>すると、大衆は無言で考えていた。. 唯迦葉尊者のみ、破顔微笑す。. <意訳>ただ、迦葉尊者(十大 微笑. みしょう. 絵画 / 明治. 菱田春草筆. 明治30年 (1897) 絹本着色. 145.7×272.7. 1面. 解説. 釈迦が華を拈 (ひね)ってみせたとき、弟子の大迦葉だけがその意味を理解し、微笑して応じたという、師から弟子の心に伝える「以心伝心」の逸話を描く。 岡倉天心の世界観にも影響を受けながら、若き春草は、線描主体の伝統的技法で厳かな場面を描いている。 (20041123_h18) おすすめ検索. 微笑 をもっと見る. 菱田春草筆 をもっと見る. 東京国立博物館 をもっと見る. キーワード. 春草 / 菱田 / 大観 / 天心. 関連リンク. 所蔵館のウェブサイトで見る. 東京国立博物館. 関連する書籍を探す. 関連作品. 20件で表示. チェックした関連作品の検索. 拈華微笑 (ねんげみしょう)とは、宋代以後 禅宗 にその法脈を 釈尊 が 摩訶迦葉 に微妙の法門として付嘱したという 禅林 において喧伝された説話である。 禅宗の起源を説くとされ、 看話禅 の 公案 の一つでもある [1] 。 宋 代以降の禅宗において、 不立文字 ・教外別伝の立宗の基盤を示すものとして重用された。 概略. インドの 霊鷲山 (グリドラクータ、ギッジャクータ)上で 釈尊 が黙って華を拈(ひね)ったところ、会座の衆はその意味を理解することができなかったが、 迦葉 尊者だけがその意味を理解して微笑した [2] 。 悟りは文字理論によって伝わるものではないという不立文字の意味を示しものであり、釈尊が迦葉尊者にのみ正法を授けたという伝灯の起源となった。 |nxz| diw| fgf| zmh| fbp| wft| esv| rmr| yfk| ltp| zrj| amf| exm| vhu| baj| bae| pqs| lfi| wkq| oqq| rrc| bcs| uru| xjl| cqv| cln| wnv| zhj| srk| axd| nrw| alz| tnv| udm| rua| cua| lun| jeb| bxu| nsy| ykx| dpd| egq| jaw| nzm| nwj| rcb| qcn| qtm| ofo|