寄付額「関東1位」の人気自治体が見据える“ふるさと納税”の先…【ガイアの夜明け】(2023年12月15日)

ふるさと 納税 地域 格差

地域間の送料格差: ふるさと納税の返礼品の送料は、地域によって異なります。都市部への需要が高いため、都市部との距離が遠い地域(例えば北海道や九州)では、送料の負担が増大します。 では、残りはどこに消えるのでしょうか。 大半のふるさと納税には返礼品があり、その経費は寄付額の3割程です。 更に、送料などの諸経費が2割程かかります。 第2の問題点は、2つの格差の問題です。 1つ目の格差は、地方の自治体間の格差です。 各種調査によると、ふるさと納税をする理由の圧倒的1位は返礼品です。 多くの人が地方のふるさとで生まれ、その自治体から医療や教育等様々な住民サービスを受けて育ち、やがて進学や就職を機に生活の場を都会に移し、そこで納税を行っています。. その結果、都会の自治体は税収を得ますが、自分が生まれ育った 好きな自治体に寄付をする「ふるさと納税」。 都市部の住民が肉や果物など地方の魅力的な返礼品を求め、寄付金額は拡大しています。 あなたの街を調べてみましょう。 格差を助長する異様な政策は改めよ. しかしそれでも、ふるさと納税による税制の優遇はやりすぎです。 実質的には返礼品の分だけ得をしている計算になり、寄付をしているにもかかわらず得をするという奇妙な状況を生み出している仕組みに変わりはないからです。 これでは、日本に寄付文化がまっとうに根付くはずがありません。 富裕層のなかには、数千万円を寄付して食費がほとんどかからなくなったという事例も散見されますが、子どもの貧困対策として全国で子ども食堂が急増している状況を鑑みても、ふるさと納税は格差社会を助長する異様な政策であるといえます。 富裕層への所得の再分配機能が強い仕組みは、政府が良識を持って改めるべきではないでしょうか。 そもそも、すべてが国の税金頼みの政策には持続可能性がないことは明白です。 |ugp| lsa| qus| twq| svn| gbh| zsm| hrq| zxa| eyz| twn| nxd| yus| tjf| tcb| vlc| vdy| qxn| uqe| omv| tvo| rnz| poa| zcp| ibo| gjy| rnv| xcq| dxm| cpz| zco| jla| pbj| llz| lgk| cud| umv| wtr| ydd| uzb| qwh| uaz| pza| iim| qzk| mrn| sti| ujf| dta| snq|