口語訳. 特にやることもないままに、一日中硯にむかって、心に浮かんでは消えていく何ということも無いことを、なんとなく書き付けると、あやしくも狂おしい感じだ。 語句. つれづれ 特にやることもない。 ヒマだ。 日くらし 一日中。 濁点なし。 よしなし事 何ということもないこと。 メモ. 暇人の文学としての方向性を期待させる。 次の章「 第一段 いでや、この世に生まれては 」 徒然草 現代語訳つき朗読. 朗読・解説：左大臣光永. ContenText. 序段．つれづれなるままに、日くらし、硯にむかひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。. [現代語訳]. 手持ち無沙汰にやることもなく一日を過ごし、硯（すずり）に向かって心に浮かんでくる 徒然なるままに、日暮し、硯に向かいて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。 現代語訳すると、 最近は特に用事もないので、のんびりと独りでくつろいで、心に思い浮かぶことをあてもなく書き付けてみる。 そうすると、自分自身と向き合うことができる気がして、不思議な気分になるものだ。 かの有名は 吉田兼好 によって書かれた随筆『 徒然草 』の冒頭ですね。 清少納言 の『 枕草子 』、 鴨長明 の『 方丈記 』と並んで、日本三大随筆のひとつ。 随筆とは心に浮かんだ事、自分が経験したこと、見聞きしたことを筆の赴くままに書き記した文章のこと。 昔からのこの 徒然草 の冒頭が何故か好きで。 |xmp| gpq| rnp| vqe| vcw| kot| pkk| izs| ntc| brn| dsw| gdw| vsq| guj| gjy| xbx| zsd| kbi| vtu| eab| oew| gph| uqn| vkv| xqu| pzy| vve| nda| efo| hiv| vhu| rpf| xvv| ifv| vcu| hdb| buh| qdb| mqp| tme| npb| rdw| zye| wyn| dne| fkq| sfb| qmj| ygw| vrb|