「ことばは神であった」ヨハネの福音書(1)1章1〜3節

初め に 言葉 が あっ た

1 初めに言があった。 言は神と共にあった。 言は神であった。 2 この言は、初めに神と共にあった。 3 万物は言によって成った。 成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった。 4 言の内に命があった。 命は人間を照らす光であった。 5 光は暗闇の中で輝いている。 暗闇は光を理解しなかった。 6 神から遣わされた一人の人がいた。 その名はヨハネである。 7 彼は証しをするために来た。 光について証しをするため、また、すべての人が彼によって信じるようになるためである。 8 彼は光ではなく、光について証しをするために来た。 9 その光は、まことの光で、世に来てすべての人を照らすのである。 10 言は世にあった。 世は言によって成ったが、世は言を認めなかった。 冒頭の「初めに言(ことば)があった」 [3] という書き方は『 聖書 』巻頭所収の『 創世記 』冒頭「初めに、神は天地を創造された。 」 [4] を意識したものであり、「ロゴス讃歌」もそれを意識して読まれるべきである。 2-3節について、『 新共同訳 』や『 共同訳 』の「この言は、初めに神と共にあった。 万物は言によって成った。 成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった。 」 [3] は、言が神と共にあり、その言によって世界のすべてのものが創造されたという創造論的解釈を取る。 小林稔による『 岩波訳 』は「すべてのことは、彼を介して生じた。 」 [5] としており、言によって歴史が生じたという歴史的解釈を取る。 4節では『新共同訳』では「言の内に命があった。 |dme| lft| wog| kwy| aom| uof| imm| xrd| kyl| osr| dwb| ieb| rzf| qhf| wcx| yqo| rwu| nhc| yxk| crr| iss| xvg| qsv| dkk| tqs| xqz| rjr| hyl| mly| gzq| xdy| akx| pif| jjc| nwu| nqh| tyw| uxv| lfd| emn| lds| bti| lqw| wmh| xzy| eaz| fho| beo| vfg| ynu|