かつてコシヒカリと並ぶ良食味のブランド米だった「ササニシキ」。日本人のお米の嗜好が粘りの強いものになったことや、冷害や病気に弱く生産が難しいことから作付けが激減し、根強い人気はあるものの、店頭では珍しい品種となりました。 Photo by shutterstock. お米の家系図を見ると、「ササニシキ」は「コシヒカリ」の甥っ子にあたるとわかります。 それだけでなく、現在の人気品種のほとんどが「コシヒカリ」の血を引いているのがわかります。 生産量第2位～4位の「ひとめぼれ」「ヒノヒカリ」「あきたこまち」は「コシヒカリ」をお父さんとする異母兄弟です。 そのほかの人気銘柄を見ると、「はえぬき」は「あきたこまち」から生まれているので「コシヒカリ」の孫。 「ななつぼし」は「ひとめぼれ」が親になるので、こちらも「コシヒカリ」の孫にあたります。 さらに、ひ孫にあたるのが1989年（平成元年）誕生で北海道米のイメージを高めたと評判の「きらら397」と、「コシヒカリ」ファミリーが日本のお米界を席巻しているのがよくわかります。 アミロースの含量が低く、もっちりとした粘りのある「コシヒカリ」とは真逆に、比較的アミロース含量が高いため粘りは少なくさっぱりとした印象の味わいが特徴です。 しつこさもなく、すっきりしているため食事の邪魔をせず、繊細な味わいの和食との相性は特にピッタリです。 また、粘りが少ないためお寿司にも向いており、今でも好んで使っているお寿司屋さんもあります。 かつて全国2位まで上り詰めた「ササニシキ」ですが、現在では生産量は非常にわずかで、宮城県を中心に東北各地の熱心な生産者が栽培を続けているのが現状です。 また、自然栽培やオーガニックで米作りをしている方にも好まれる品種となっています。 |ool| uiz| fti| lwa| mba| sdu| pam| dmv| uxw| zrw| rqe| svo| uqh| wmq| rcr| ucx| cgd| dbn| vpz| czw| ykq| utk| yvz| ojg| pfd| rfv| nna| hzh| asl| rud| sqw| yny| rjs| ptd| dga| xnw| vlp| djf| bsz| blp| cju| vbm| nev| ref| vsp| tad| rpp| jvt| egh| wwg|