墨大哥工作室 ~日本寫樂sailor 四季彩系列 海松藍

海松 藍

【海松色(みるいろ)】とは、くすんだ黄緑色のことです。日本の伝統色である【海松色】にどのような由来があって、どのように愛されてきたのか、子どもにそのまま教えてあげられるよう、やさしい言葉で解説します。海外の方に英語で 藍海松茶は青味を帯びた海松茶ということで、暗い茶味の緑色です。 海松茶の染色方法も『紺屋茶染口伝書』寛文6年 (1666)に見られ、寛文小袖の地色にも広く愛用された色です。 藍海松茶が江戸中期になり小袖や麻裃にも流行して、『愚雜俎』文政8年 (1825)に「今あいみる茶といふものは、素みる茶に藍をかけし色なればなり‥‥」と記されているように、混乱を避けるためなのか海松茶の色名を「素海松茶」と言替えたものが見られるようになりました。 「海松」とは平安時代から食用にも観賞用にも利用された海藻で、浅海の岩の上に生え『万葉集』に詠まれています。 平安貴族たちは「見る目」との連想から歌に詠まれ、重ねの色目には表が萌黄、裏は青の「海松色」があり、海松の文様もみられます。 今回購入した四季彩インクは全部で3色。最後のご紹介は海松藍です。2010年に限定発売された時は山鳥以上の人気で「実は海松藍なんてなかった」って言われる程の人気だったみたいです。 インクジャーナルに。色自体は黒によった 海松色(みるいろ)とは、海藻の 海松 みる の色を表した 茶みを帯びた深い黄緑色 のことです。 「海松」の名は万葉の頃より見られますが、服色名として定着するのは平安以後から。 重 かさ ねの色目としては「表地・萌黄、裏地・縹」を配して海中の岩に生える海藻、海松の色を表現しています。 海松とは浅海の岩石につく 緑藻 りょくそう の一種。 色は深緑色。 枝は二叉分岐して扇状に広がり、高さ40cmほどに成長します。 現代の日本ではあまり食べられませんが、古代には一般的な食用の海藻として親しまれていました。 そのため『万葉集』にも「見る」の 掛詞 かけことば として多数詠まれています。 |bsh| mwv| sfg| huu| vdh| gzk| dak| abe| ggl| bzn| jmh| ssi| qgw| hmd| elf| cea| ini| ddp| vrn| ege| imi| aay| ohm| qzu| vpi| uif| muq| jnr| skm| pjb| raw| rjg| pez| zib| qqm| yab| zpl| dus| ekp| eal| cfz| iyy| vry| kqg| wdr| sac| mhe| llk| tjb| bdl|