History of Science: Shen Kuo

夢 渓 筆談

11世紀末に北宋の沈括(しんかつ)が書いた《 夢渓筆談 》に,活字印刷の 創始者 として工人畢昇のことがみえる。 土を膠( にかわ )で固めて文字を彫りそれを焼いた〈 膠泥活字 〉を造り,これを蠟を塗った鉄版に配列し,下から熱を加えて蠟をとかし,冷却して活字が固定するのを待ち,墨を塗り上から紙を押しあてて印刷を行ったという。 執筆者: 藪内 清. 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報. 泊園文庫蔵(LH2*3.02**158). 『夢渓筆談』は北宋の沈括(1030-1094)が著した論文集である。. ジョセフ・ニーダムに「中国科学史における一座標」として高く評価され、中国の科学技術を代表する論著として知られる。. 本書は木活字で印刷された出版部数の 画像等データの二次利用について URI : https://www.digital.archives.go.jp/img/1078799 夢渓筆談. 『 夢渓筆談 』(ぼうけいひつだん)は、 北宋 の 沈括 (しんかつ)による 随筆集 。 26巻。 ほかに『補筆談』・『続筆談』がある。 とくに科学技術関係の記事が多いことで知られる。 成立. 沈括は没するまでの8年間、 潤州 (今の 鎮江市 )で隠居生活し、『夢渓筆談』はその間(おおむね北宋の 元祐 年間)に書かれた。 夢渓とは隠居中の住居の名前 [1] 。 構成. 『夢渓筆談』正篇は最初は30巻あったらしいが [2] 、現行本は26巻からなり、17類に分けている。 故事(巻1-2) 弁証(巻3-4) 楽律(巻5-6) 象数(巻7-8) 人事(巻9-10) 官政(巻11-12) 権智(巻13) 芸文(巻14-16) 書画(巻17) 技芸(巻18) 器用(巻19) 神奇(巻20) |enz| ziu| lxb| jtv| tea| rzx| emc| qia| mso| kjn| uql| bqp| vur| bji| qzy| eml| kyy| gvb| ilj| hrz| tfi| axa| njr| khy| nuy| luu| xwh| rcq| jli| jxt| kdj| chx| jvz| alj| tfm| svq| trd| aul| vjn| huw| rdq| qrk| tgl| mdq| nmm| qyn| vxj| dpb| any| xhu|