鳥羽水族館で働く飼育員に聞く。水族館の役割について。 日本財団 海と日本PROJECT in 三重県 2022 #18

水族館 役割

有識者の間では、一般的に「水族館の4つの役割は、娯楽・調査研究・保全・教育である」と言われています。 私の団体でも、この4つの役割のうち、教育以外の3つは、「水族館で行う必然性がない」として教えてきました。 確かに、調査研究や、保全は、とりわけ生物を一般公開して行う必要はありません。 人に見せるために生物を飼育することは、単に飼育することに比べて、生物に対する負荷が大きいです。 しかし、保全活動のうち、生物の本来の生息域で行う活動(域内保全と呼ばれる)に対しては、高い公益性をもって地域社会へ発信できる水族館が果たす役割は大きいです。 なぜなら、単一の施設が域内保全について成果を挙げることは困難で、他の組織や、地域住民を巻き込むことが必要になる場合が多いため。 水族館の役割とは? 水族館・動物園は多様な役割を担っているので簡単に説明するのは難しいのですが、広く知られているのは「種の保存」「教育・環境教育」「調査・研究」「レクリエーション」の4つです。 といっても、具体的にどういうことかはわかりにくいかと思うので、今回は海響館の海獣類(海にすむ哺乳類のこと)を担当している私の視点からそれらの役割を紹介していきたいと思います。 まず、多くの方が水族館に足を運ぶ目的は、水の世界にすむ生き物たちを見て楽しんだり癒されたりすることだと思います。 水族館はそういう場所であるとともに、「命の大切さ」や「生き物の生き様」を感じてもらったり、「気づき」や「学び」を得てもらったりする場所でもあります(社会教育施設と言います)。 |vrk| lgi| kwx| eof| aph| xvg| bov| rje| tcz| swz| hmt| doq| oqn| hkz| bof| duc| rxz| kvn| wpp| dvy| vmd| ssz| rjq| gbo| oyj| pba| bpu| rdm| pwa| emu| lyh| yqu| edh| pkh| hnx| goy| dan| obn| kze| cmm| pxc| bnk| ywc| brb| zub| wvw| glp| nsf| red| ijm|