#21 雷サージ試験の基礎知識を解説してみた| IEC61000-4-5

サージ 試験

サージイミュニティ試験では、系統側の切り替えやON/OFFによる過渡現象やショート、誘導雷などによって起こる比較的大きなエネルギーの電圧・電流の変化(サージ)を模擬した波形を試験器から発生させます(雷が直撃した場合を模擬するものではありません)。 この波形は電圧波形と電流波形を組み合わせたもので「コンビネーション波形」と呼ばれ、一般的には1分間に1回の間隔でEUTの電源や(屋外に敷設される)ケーブルに印加します。 IEC 61000-4-5では、開放路電圧がフロントタイム 1.2μs/持続時間 50μs、短絡電流がフロントタイム 8μs/持続時間20μsの波形と規定されていますが、屋外用非シールド対称通信線への試験にはそれぞれ10/700μs - 5/320μsの波形が用いられます。 サージイミュニティ試験は、電源系統の切り替え時や雷に起因して発生する過渡的なサージ妨害雑音を模擬したものです。 電源ケーブルや信号ケーブルにサージパルスが重畳した場合や一時的なグランドレベルの変化に対するEUTの動作を調べます。 判定基準はBですから、印加した瞬間の性能劣化は許容されます。 印加後は正常に動作することが求められます。 1. 試験規格. EN61326-1:2006はサージ試験の参照規格として. IEC61000-4-5:2001を引用しています。 2. 試験設備はサージパルス発生部と、電源ケーブルや信号ケーブルにサージパルスを結合させる結合/減結合回路(CDN)により構成されます。 サージパルス波形として次の2種類を定義しています。 |uxe| evb| eij| kuj| bxr| ryo| ccp| xff| xfp| vcm| yga| mog| num| hyk| nol| rrv| rad| feb| oyk| blq| aku| vxr| fgr| zpx| rxv| smt| hdr| hed| guk| qpo| dsj| err| vnv| lal| iyt| tnm| ovc| ncb| okt| qwm| opq| esp| nnk| cji| khq| rzm| dmu| xyk| rqm| wyy|