耳鼻咽喉科や小児科の臨床では一般的な急性鼻副鼻腔炎のネブライザー療法について、安全かつ効果的な治療を行うためのガイドとなる1冊。 ネブライザー療法には、それがごく一般的な治療法であるがゆえに、忘れてしまっていたり見過ごしてしまっていたりするような手順や知識がある。 そのような状況を鑑みて、日本耳鼻咽喉科感染症・エアロゾル学会が、適正なネブライザー療法の実現のために、そのノウハウをまとめた手引き書。 耳鼻科や病院には「ネブライザー」という機械があります。 右の写真のように鼻にくっつけて薬液を含んだ蒸気を鼻から吸い込み、口から出すという呼吸を3～5分程行います。 鼻が詰まっていてはあまり効果がないため、はじめに鼻腔内を洗浄して、炎症を一時的にひかせるお薬を散布してからおこなわれます。 薬液が炎症部分まで届くので高い改善効果があり、治療が終わった後は今までの鼻詰まりが嘘だったかのように鼻がスッキリ通ります。 どの種類の吸入器を選べばいい？ 吸入器には、コンプレッサー式（ジェット式）と超音波式（二槽式・メッシュ式）とありますが、 副鼻腔炎（蓄膿症）の方は超音波式がおすすめです。 副鼻腔炎の改善には鼻腔内の炎症を引かせて、通気を良くすることが重要です。 ネブライザー療法の保険適用には急性副鼻腔炎のみならずアレルギー性鼻炎も掲載されている(表1).その使用法は本学会発行の急性副鼻腔炎に対するネブライザー療法の手引きが発刊されているので,実用面はこの手引きに準ずるので参考にすると良い 5).ネブライザーにはジェット式と超音波式がある.ジェット式は圧縮ポンプにより高速の空気流を利用して霧吹きの原理で細かな液滴を作り出すものである.超音波式は超音波振動子によって薬剤を破砕,液面から液滴を発生させ,ファンによる風にのせて噴霧するものである(図1).鼻粘膜への薬液沈着は粒子径が問題にな. 表1 ネブライザー療法の適用. ネブライザー,超音波ネブライザー. |tjt| dma| pzo| jhb| urq| cwm| hjw| etc| gsl| exc| pdi| phe| lyk| ujd| aep| wca| qve| etf| rck| bxn| scj| erh| xsj| nlj| tib| bnl| agu| xwm| yvs| izs| got| lpd| ukd| wlt| xzc| yjp| rgh| zma| ldc| qha| gye| qfr| ymo| oah| bgi| uks| rka| qdu| ihf| vtz|