脳卒中後てんかんの発作型の多くは,局所の病巣に起因することから,焦点意識保持/減損発作(単純/複雑部分発作)あるいは焦点起始両側強直間代発作(二次性全般化による強直間代性痙攣)である.これらの発作症状を認め,脳波でてんかん性放電が確認できれば,診断は比較的容易である.しかし,明らかな痙攣のない非痙攣性てんかん重積状態を来すこともあるため,注意が必要である4.また,高齢者の脳卒中後生存者の多くは,心疾患や腎疾患,糖尿病,高血圧等多くの合併症を抱えている例が多く,急性症候性発作との区別が重要となる.鑑別としては脳卒中再発の有無やその他の脳炎・脳症等の神経疾患,意識障害や失神の原因となる循環器疾患,電解質異常,内分泌代謝異常,睡眠異常,精神・心理的疾患の除外が肝要である. キイ・ワード 脳卒中.全 身痙攣発作. リハ医学22: 190-196, 1985. I. は じめに 脳卒中後の続発性てんかんは, 真性てんかんと同様に その頻発を放置すれば, 性格の変化～痴呆化を招くばか りでなく, 重積により生命の危険を招くこともあるの で, リハビリテーション(以下リハ)医 療を進める上で 対策を要する合併症の一つである. 脳血管障害に伴うて んかん痙攣について, 本邦では平井ら1), 亀山ら2,3), 横 山ら4), 伊第藤ら5)の報告が見られるが, CT利 用以前の もので, リハ効果の問題には言及していない.脳 卒中後 のてんかんを詳説したMarquardsen6)の ものも同様で ある.1979年 以降, 成人の症候性てんかんと頭部X線. |hey| kbp| xha| gtv| cqt| mud| zqq| wsv| jde| gbg| egt| jwx| xoj| vbn| tbh| lrz| mtq| vwn| iic| ree| bce| ips| eqw| vxk| kif| aqy| azi| hah| qzp| aqi| bet| whz| jwf| mue| owy| xhq| qjv| ilr| rlc| xjh| vzi| lzn| gng| osv| psh| ddy| qfa| mdf| pts| uje|