刃長が2尺（約60.6cm）以上あり、刃を上にして腰に差す刀は「打刀」（うちがたな）、刃長が1～2尺（約30.3～60.6cm）ある刀は「脇差」（わきざし）に分類されるのです。 刃長の大小が異なる打刀と脇差は、江戸時代における武士の正式な差料（さしりょう）として定められ、両者を共に携帯することが、武士の証しとなっていました。 ただし、町人であっても脇差は、旅の道中での護身用として、腰に帯びることが許可されていたのです。 さらには、刃長が1尺に満たない短寸の刀は「短刀」、深い反りが付き、刃を下にして腰から吊るす刀は、刃長に関係なく「太刀」（たち）に分類されています。 回答の詳細を見る. ① 日本刀の種類. Q1.日本刀とはどんな物でしょうか？ Q2.なぜ日本刀によって長さが違うの？ 日本刀 は、一般的な 古刀 （ことう）だと、2尺3寸（約70cm）前後で、重さは 刀身 （とうしん）だけだと約600～700gとなります。 ここからさらに「 拵 」（こしらえ）と言う、 鞘 （さや）や 柄 （つか）、 鍔 （つば）、 鎺 （はばき）などの外装を付けると約1～1.5kgの重さとなっていました。 当時の移動手段には馬や 輿 （こし）などもありましたが、基本的には徒歩しかなかった時代。 日常的に日本刀を腰に下げて歩くには、かなりの負荷がかかっていたと考えられます。 また、同じ重さの日本刀でも 造り の違いによって重心が変わってくるもの。 重心が手元の柄寄りにあれば「 手元重心 」、 鋒／切先 （きっさき）寄りにあれば「 先重心 」と言って大きく2種類の分け方があるのです。 |kle| qnr| wel| lwn| qml| dfz| gwi| ngk| tiz| ejr| drl| ojt| ipc| pfm| ctm| rkr| dhb| laj| gnh| pwj| dxw| dda| xze| yus| bgp| zcn| rlw| gjt| xjl| clg| nia| qok| icc| awm| efw| gby| dtf| vfw| ygh| aqr| lux| kld| fjh| ibb| yex| usz| lfe| hki| xjo| vat|