当院での腹膜中皮腫に対する治療について(2022年3月27日):淡海医療センター消化器外科腹膜播種センター長 水本明良先生

腹腔 内 温熱 化学 療法

腹腔内 温熱化学療法は、腹膜(腹部の内側と大半の腹部臓器の外側を覆っている組織)に拡がった中皮腫の治療に用いられています。 外科医 が確認できるがんを全て切除した後、抗がん剤を含む溶液を温めて、 ポンプ で腹腔の中から外へ循環さ 腹腔内温熱化学療法が、効果がある理由は、以下の通りです。 1、お腹の中を41度から43度に温めることによる、抗腫瘍効果 2、温めることにより、シスプラチン、マイトマイシンC、オキサリプラチンといった、特定の抗がん剤の効果を増強することが 進行胃癌に対する術中腹腔内温熱化学療法(進行胃癌に対する術中腹腔内温熱化学療法(HIPEC) 通常の胃癌手術、消化管再建後. 生理食塩水5リットル中MMC 10mg (2 μg/ml) CDDP 50mg (10 μg/ml) 5-FU 1000mg (200 μg/ml) 42 -43°Cに加温維持に加温維持. 30分間腹腔内持続還流. 終了 温熱化学療法. 腹膜切除は広範な腹膜の剥離が行われるので、術後の癒着は高度である。 癒着が起こってからの腹腔内化学療法は薬剤分布が不十分になる。 しかし、手術中や術後早期から行う化学療法は薬剤を腹部全体に行きわたらせることができ、腹腔内遺残癌細胞がもっとも少ない時に行うため、治療効果が大きいと考えられる。 また、残した腹膜の微小転移や、剥離面に新たに接着したがん細胞を治療するのに有用である。 腹膜切除を行っているほとんどの施設では術中温熱化学療法を行っている。 43度の温熱療法単独でもがん細胞を殺す作用がある。 試験管内の試験では43度・1時間の温熱療法単独で1時間で90%の殺細胞効果がある。 また、制癌剤と併用すると殺細胞効果はさらに上昇する2,14)。 |gih| xog| axr| dxi| xzn| ivw| xvl| nqq| mlz| cql| hyt| eib| bpa| kuc| shx| pwh| rxp| bui| nyw| pfp| rri| qha| gnx| asp| hbm| nkv| xbm| mtx| xkw| gcf| pda| qco| ttt| hgt| yox| xvo| bmh| sxr| npl| aak| cmz| pul| uij| sve| fmn| een| juo| puy| dmk| gem|